収支優先の一口馬主における馬体診断のお話 入門編
一口馬主をしていく上で、おそらく一番敷居の高い馬体診断の入門編
馬体診断は経験値。
正しい経験を積んでいくことで馬体診断の中級者以上にはなることが可能と考える。
では、何故一口馬主において馬体診断の敷居が高いのか?
1. 出資から出走までの期間が長い、POGと比べ結果が出るのに時間が掛かる
➡時間が掛かるので挫折する人が多い
2. スタンダード(標準/教科書的)なものが無い
➡各々の経験値に基づくため書籍やネットを見ても色々な意見があり、確実な正答 が得られる類のものではない
3. 感覚に左右される(前肢のさばきが軽い、筋肉の質感、皮膚が薄い・・・etc)
➡馬体評価の多くは形容詞によって表現され、客観的な尺度が少ない
入門編(心からのアドバイス)これはしておくべき tips
1. 出資をしてみて痛い目に合う事(お金を掛けなきゃ真剣に勉強できません)
2. カタログ、DVDはとっておくこと(これ大事)
➡経験値をかさ上げする良い手段として、走った馬の答え合わせはとても重要。クラッシックが終わった時点で、活躍した馬の募集時の写真と動画を見直し復習すること。芝で好成績を収めた馬がどの様な立ち姿であったか、歩様であったかを振り返り、可能な限り記憶すること。また、育成段階が順調だったものの思うように走らなかった馬の姿も覚えておくこと。
3. POGやパドックでの経験は参考になりにくい 一口出資時とは別枠と考えること
➡パドックはプロ野球選手同士の比較、POGは高校野球を見てプロ野球の一軍で活躍しそうな選手を選ぶゲーム。一口馬主は、リトルリーグを見て将来プロ野球に入れそうな選手を選ぶゲーム。成長期の仔を選ぶので不確定要素が大きい。きょうだいの成長過程、成長後の姿、あるいは母親も参考にしながら色々な要素を補完すること。また、POGではトモなどへの筋肉の付き方(量)が評価となるが、成長過程にあるために骨格自体や筋肉の質の評価も重要(無論トモの張りなど量的なものも評価するが)
4. 信頼に足るレビュアー(馬体診断のお師匠さん)を作る
➡コメントに私のお師匠を教えて欲しい旨記載ありましたら返信します
今回は、そんなところで